今回は受動態の話です。
最近、事務所の外を見ると、年末の忘年会らしきご機嫌なおじさま達が奇声を上げながらヨタヨタと歩いているのが目に留まるわけです。そこで英語の受動態って無責任な表現だと思ったわけです。
受動態って受け身の事ですが、英語の受動態って日本語のそれとは使用範囲に差があるように思えます。
例えば、I am drunk. 訳すると「私は酔っています」となります。でも、きちんと英語の受動態っぽく訳をすると「私は酔わされています」というような感じになるのです。
「酔わされている」?????
まあ、 …続きを読む>>
今回は、シャドーイングと並んでとてもポピュラーで効果的な学習方法のひとつであるディクテーションの紹介です。
ディクテーションとは聞き取った英文を書き取るというシンプルな勉強法です。
一般的にリスニング力強化の為の勉強法と言われていますが、それだけではなくスピーキングやライティング、リーディングにも効果の高い勉強方法です。
しかし、多くの時間と根気が必要になります。聞き取れない部分や書き出せない部分があると何度も同じ英文を聞いて考えるので、たった数行の英文を書き写すのに10分も20分もかかったりしてしまいます。
時間がかかってしまうのは分からない部分があるからなのですが、分からない上に時間がかかり、シンプルなだけあって地味な勉強法に苦手意識を持つ方も多くいます。
確かに慣れないうちは大変だと思います。耳で聞いて理解していると思っていても、いざ書き出すとなると想像以上に書き取れないものです。
英語のTV番組やニュースが理解できていても、それは話の概要が掴めているだけで完全に英語を理解したわけではありません。
更に英語力を高めたいのならディクテーションで確実に力をつけましょう。
ディクテーションではこんな効果が得られます。 …続きを読む>>
生徒さんからの質問で「Speaking, Writing, Reading, Listeningで勉強するのはどれが一番大切ですか?」と、いうのがあります。
まあ、全部ですと言いたいですし、他にも文法や語彙などもありますよと付け加えたいのですが、あえて言うなら「発音」です。
本当に語学をマスターしたいのであれば、「発音」は絶対に、そして最初にマスターしなくてはなりません。
何もネイティブ並みに完璧な発音を目指す必要はありません。実際、世界中で話されている英語(国際語としての)はきれいな発音の英語ばかりではありません。
むしろ非ネイティブとして英語を使っている人口の方が多いくらいです。
ここでいう「発音」をマスターするというのは、 …続きを読む>>
何故、「話せるようにならないのか」、または「そう思えないのか」理由は様々です。実は以外と話せているのに自分では話せないと思っている方もいらっしゃいます。まあ今回心理的な部分は置いといて、話す事(アウトプット)以外に話す為のネタ(インプット)。そう、自分でネタを仕入れる(インプット)ことが必要なのです。
ネイティブと話すのは勉強ではないのか?もちろんそれも勉強ですが、ネイティブとの会話はアウトプットです。アウトプットはとても大切ですが、せっかくの楽しい会話も単語を知らないと本当に言いたい事がうまく言えませんし、この言い回しでちゃんと伝わってるのかなと不安にもなります。
ちなみに、中学生や高校生はインプットの割合が高すぎるようです。うちのスクールに通われている大人の生徒さん達はその逆で、インプットが不足しているようです。まあ、割合的にはインプット8割、アウトプット2割ぐらいでいいのかと思います。リーディング、リスニングを中心に文法や語彙がインプット。スピーキング、ライティングがアウトプットです。
「学習効果を高める方法」・・・インプットした事を48時間以内にアウトプットする事が効果的。(*7つの習慣より)。
この方法で習得すると理解度が全然違ってきます。
ではインプットの方法について。 …続きを読む>>
NHKを見てたら3日坊主対策というのを取り上げていたので
紹介したいと思います。
と言っても詳細をダラダラと書くと焦点がボケてくるので主旨だけ。
まず、グリットが大切だと。
グリットとは物事を成功するために必要なもの。これって要は
「継続は力なり」です。あきずに、決めた事を成すまで続けて行く事です。
英会話の習得もそうです。結論は、継続していく事で身に付いて行きます。
でも、なかなかそれが出来ない。これは、スポーツジムやダイエットも
似たようなものです。大リーガーのイチローさんの成功も継続です。
B’zの稲葉さんも以前、成功の秘訣は続けて来た事だとおっしゃってました。
で、継続する為のコツ。(3日坊主対策) …続きを読む>>
そもそも話せるというレベルも人によってライン引きが様々なので、まずそこで揉めそうなのですが、客観的にその時間を調べたものがあるので紹介します。
カナダのフランス語のイマージョン・プログラム(英語圏の生徒に対してすべての科目をフランス語で授業するプログラム)では、初級に達するまでの累積授業時間数が1,200時間、中級に達するまでには2,100時間、上級に達するまでには5,000時間という数字が設定されています。
もちろんこれはイマージョン・プログラムでの時間数ですので、単純に日本の学校での時間数と比較するわけにはいきません。
それでもこの数字をみると、高校卒業時までの累積時間数が900時間程度(中学で約300時間、高校で約600時間程度)という日本において、個人で努力して「学習時間を増やす」ことや「学習している言語の使用機会を増やす」ことがいかに重要であるのかが、よくわかると思います。(*1)
もし、今あなたが初級レベルだとして、 …続きを読む>>